切り傷

ナイフやガラスなどの鋭利な物で切ったときにできます。通常、まっすぐな切り口になります。

切り傷について

刃物類(ナイフやカッターなど)やガラス、紙や段ボールのへりなどで切れて生じることが多い傷です。
表皮だけの浅い切り傷は、血が出ていても押さえていると止まります。傷を縫う処置は必要ありませんが、汚れたものや屋外でケガをしてできてしまった傷は感染したり化膿する可能性があります。
以下の場合は医療機関の受診をお勧めします。

✓ 傷が深い
✓ 押さえていても血が止まらない
✓ 傷口がパカっと開いていて深いところの皮膚の組織が見えている
✓ 傷の周りの皮膚が赤くて腫れていて、痛みが強い
✓ 傷にうみが付いている
✓ 熱が出ている
✓ 動物に咬まれてできた傷
※犬や猫など動物の口の中には細菌が存在します。感染がおこりやすかったり、鋭い牙が深く突き刺さることで傷が深くなってしまうことがあります。「大丈夫かな」と長期間様子をみるのではなく、医療機関に受診することをお勧めします。

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処置・ケア

傷の処置をする前に手を洗いましょう。
血が出ている場合は、清潔な布やガーゼなどで軽く押さえて血を止めます。浅い傷の場合、2-3分ほど押さえていると止まります。
傷口に汚れやゴミなどがついている場合がありますので水道水で汚れを洗い流してきれいにします。消毒薬で消毒をする場合も、まずは汚れを落としてからにしましょう。傷口が赤く腫れていない、うみがついておらずきれいな場合には消毒薬を使う必要はなく、シャワーや水道水で洗った後に傷を保護します。
洗った後は、傷の周りについた水分を清潔なパッドやガーゼなどで拭いて乾かします(こすらずに押し当てながら水分を拭き取りましょう)。
傷を覆えるサイズの絆創膏を準備して、保護します。
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免責事項

このウェブサイトの情報は医師のアドバイスに代わるものではありません。必ず製品に付属の説明書をお読みください。
傷の処置に不安がある場合、または健康上の問題が疑われる場合は、医療専門家にご相談ください。
傷が深い、出血している、または赤み、腫れ、熱感などの感染の徴候がある場合は、必ず医師に相談してください。
また、傷口を適切に洗浄できない場合は、医師の診察を受けてください。

 

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