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製品情報

製品概要

ソフトフォーム ドレッシング(以下ソフトフォーム)は、通気性と素材のやわらかさを重視した、ポリウレタンフォームドレッシングです。
皮膚に触れる部分はシリコーン粘着のため、はがす時の刺激が少ない製品です。

  • 薄くてやわらかい約2mm厚のポリウレタンフォームドレッシング
  • トップフィルムがなく通気性が高く、蒸れにくい使用感
  • 様々な用途にカットして使える大判サイズ(15×30cm)

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適応症例

ソフトフォームは、浅い傷や治りかけの傷など、滲出液が少量から中等量の真皮に至る創傷に適しています。
やわらかく適度な粘着力があり、脆弱な皮膚の患者様にも安心してお使いいただけます。
また、ソフトフォームはトップフィルムがないため、滲出液の量が多いと上から染み出してくる場合があります。滲出液が多い時期や傷が感染している状態の際にご使用される場合には、ガーゼやメロリンなどの二次ドレッシングなどを併用してください。



また、「巻いて貼りたい(ドレッシング材同士がくっつく)場合」や「貼付時のムレをなくしたい場合」などにもおススメです。

貼付方法

1. 必要なサイズを準備します。(傷の大きさよりも一回り大きめが目安です)
2. 裏面の透明フィルムを剥がし、傷へ貼付します。
3. 傷の状態や滲出液量により、二次ドレッシングや固定方法を検討します。

開発の経緯

「もっと使い勝手の良い製品が欲しい」、「夏の暑い時期もムレずに傷を覆いたい..」 そんな患者様のお声・ご要望をもとに、10年の開発期間を経て製品化に至りました。
表皮水疱症友の会であるDebRA Japan様にも開発に多大なご協力をいただき、使いやすさと快適さにこだわった製品です。

 

 

医療保険制度

表皮水疱症友の会“DebRA Japan”(http://debrajapan.com/)が中心になり、表皮水疱症患者が自己負担しなければならなかったガーゼ等の包交材料費用の政府支給を厚生労働省に陳情したことが端緒となり、平成22年度から在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料が算定できるようになっています。

 

表皮水疱症患者を診察する病院では、患者ごとに「在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料(月1回/1,000点)」を算定することができます。この指導管理料には、患者に提供するガーゼ・包帯・絆創膏などの衛生材料が含まれます。
この指導管理料を算定している患者に対して、特定保険医療材料を渡すことができ、その費用を別途保険請求できます。

皮膚科または形成外科医師による患者の水疱、びらんまたは潰瘍などの皮膚の状態に応じた薬剤や被覆材の選択についての指導を行った場合、算定できます。(小児科医による指導は算定要件とならないため、ご注意ください

 

【引用告示】
診療報酬の算定方法の一部を改正する件 令和4年3月4日 厚生労働省告示第54号
診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について 令和4年3月4日 保医発0304第1号 より抜粋
令和4年3月4日保医発0304第1号
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000984041.pdf

各種リンク

販売名:ソフトフォーム ドレッシング
管理医療機器 局所管理フォーム状創傷被覆材・保護材
医療機器認証番号:303ADBZX00025000

【保険適用】
種類:特定保険医療材料
保険請求名:皮膚欠損用創傷被覆材 ソフトフォーム ドレッシング
保険適用範囲:真皮に至る創傷用
適用期間:2週間を標準として特に必要と認められた場合については3週間を限度とする*
*区分番号「C114」在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料を算定している患者に対して使用した場合を除く

添付文書・その他の製品カタログにつきましては、こちらからご参照ください。
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